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よ く あ る ご 質 問
​1.ご入会について
​① 入会金や初期費用は必要ですか?
 当教室では、入会金は頂いておりません。
 また、ご入会時にお稽古に必要なお道具を差し上げますので、お稽古を始めるにあたって、ご自身で何かご購入いただくという必要もありません。
 入会月のお月謝をお支払いいただくだけで、すぐお稽古を始められます。
​② 月の途中からでも入会できますか?
 もちろん、月の途中からでも入会できます。
 「いけばな教室」は月2回、「茶道教室」は月2回コースと月3回コースがありますが、月の途中からのご入会で、その月の回数分のお稽古ができない場合は、稽古回数に応じたお月謝を頂くことになります。
​2.お月謝について
​(いけばな・茶道 共通)
​① お月謝の支払い方法は?
 毎月、最初のお稽古の際に現金でお持ちください。
 お月謝袋を用意しておきますので、その中に入れてお渡しください。
​② 月謝以外にかかる費用はありますか?
 通常のお稽古では、月謝以外にかかる費用はありません。
 「いけばな教室」では、花展などへの出品をご希望される場合は、別途、「席料」「御礼」「花材費」などが必要となります。花展によってかかる費用は異なりますので、ご相談ください。また、お免状の取得をご希望される場合は、「挨拶料」が必要となります。
 「茶道教室」では、当教室で茶会の茶席を持つ場合(東久留米市茶道会やその他で年1~2回程度)は、お点前やお茶会のお手伝いをしていただくことになりますが、その場合は、ご自身の分のお茶券(3500~7000円、お茶会により異なります。)をご購入いただくことになります。また、許状の取得をご希望される場合は、「挨拶料」が必要となります。
 その他、通常のお稽古とは別に開催する講習会(希望者のみ参加)、茶道の奥秘・別伝(上級者のお点前)のお稽古や初釜などは別会費となります。
​③ 仕事の都合で全くお稽古に通えない月のお月謝はどうなりますか?
 あらかじめ、1ヶ月間まったくいらっしゃれないことが分かっている場合は、その旨をお知らせください。その場合、その月のお月謝はお支払いいただく必要はありません。
 また、お仕事やご都合で長期(2ヶ月以上)でお休みになる場合も、あらかじめお知らせいただければ、その期間のお月謝は不要です。
 急遽、1ヶ月以上お休みになることになった場合は、その月の初回のお稽古予定日の前日の午前中までにご連絡いただいた場合は、その月のお月謝は不要ですが、ご連絡がそれ以降になった場合は、その月のお月謝は次回お見えになった際にお支払いいただくことになりますので、ご注意ください。
​3.お稽古について
(いけばな・茶道 共通)
​① 稽古日の振り替えは可能ですか?
 「茶道教室」は同月内であれば可能です。月8回の稽古日を設定していますので、月2回コースの方も、月3回コースの方も、月8回の稽古日のうち、ご都合のよろしい日を選んでいただいて、いらっしゃっていただくことになります。同じ週に2~3回(火曜日・金曜日・土曜日)お稽古をしていただいても結構です。
 お菓子や茶室の準備もありますので、あらかじめ、前月末に翌月にいらっしゃる日をお知らせいただくことになりますが、ご都合がつかない場合は、稽古日の前日の午前中までにご連絡いただければ、同月内での振り替えが可能です。
 「いけばな教室」は、稽古日が月2回のみのため、振り替えはできません。
​② 会社帰りにお稽古に通いたいのですが
 「茶道教室」は午後8時まで、「いけばな教室」は午後6時までに稽古場に入っていただければ大丈夫ですので、どうぞお仕事帰りにお越しください。 
​③ 決まった時間に通えないのですが
 「いけばな教室」は、金曜日の午後3時~午後6時、「茶道教室」は、火・金・土曜日は午後2時~午後8時の間なら何時にいらしていただいても結構です。
 ただし、「茶道教室」のお稽古は稽古場にいらっしゃった順に行いますので、混んでいる場合は、お点前まで時間がかかることがございます。
(稽古時間の事前予約等は受け付けておりません。)
​④ 自動車や自転車で通いたいのですが
 学園町教場には専用の駐車場・駐輪場はございませんが、敷地内に自動車なら1台(大型車は不可)、自転車であれば3~4台の駐車スペースがあります。(自動車・自転車の同時駐車可能です。)
 現在、自動車・自転車で通われている方もいらっしゃいます。
 自動車は、1台しか駐車スペースがありませんので、お弟子さん同士で時間等を調整していただいております。また、駐車スペースの近くには庭木があります。お車にキズなどつけないようにご注意ください。
 (当敷地内での自動車及び自転車の事故・破損・盗難などについては当教室では責任を負いかねますのでご了承ください。)
 なお、成美教育文化会館でのお稽古では、成美教育文化会館の駐車場・駐輪場をご利用ください。(駐車場は有料になります。)
​4.いけばなのお稽古について
​① 具体的にどのようなお稽古をするのですか?
 初心者の方のお稽古は、「盛花」といわれる、「水盤」という平たい花器と「剣山」という花を留める道具を使ったいけばなのお稽古から始まります。
 お稽古の内容は以下の通りとなります。
  
 
花器と花材について解説
古流松瀞会のテキストとお手本のいけ方を見ていただき、いけ方について解説
お手本と同じように実際にいけていただく
お花がいけあがったら、教授者が解説しながら手直し
お花の種類やいけ方などをお稽古帳に記載
(この時、お花の絵をお書きになるとお花の特徴をよく知ることができます。)
できあがったお花をデジタルカメラやスマートフォンなどで撮影
お花を新聞紙にくるんで花袋に入れていただき、使った花器と草花の切れ端などの片付け
以上のような内容で、所要時間は60分~90分くらいです。
 次回以降、異なる花材で何回か同じ形のいけばなをいけていただき、慣れてきましたら、他の形のいけばなも勉強していきます。
 また、単に技術だけでなく、お花や花器、歴史、文化など、いけばなにまつわる知識についても、そのつど解説いたします。
 「盛花」「投入花」「造形」「生花」など、古流松瀞会でいける全てのジャンルのいけばなができるようにご指導いたします。
上級のいけばなを習得するにはお免状の申請が必要になります。
​② いけばなとアレンジメントフラワーの違いは何ですか?
 いけばなもアレンジメントフラワーもお花を用いた作品という意味では似ています。
 アレンジメントフラワーが装飾としての意味合いが主であるのに対して、いけばなは、より芸術的側面が強くなります。
 いけばなは、いけた人の芸術観、人となりが作品の中に込められ、作品を通して作り手自身を表現することになります。いけばなは、お花と向き合うことで、自身と向き合い、技術と感性を磨くことができる芸術です。
 自宅に飾るお花としてはアレンジメントフラワーの方が手軽で便利かもしれません。お花を通して自己をみつめ、自分らしい表現を模索したいという方には、いけばなにしかない魅力を感じていただけると思います。
​③ どんなお花を使ってお稽古するのですか?
 お稽古には、洋花・和花ともに用います。初心者の方は、まず基本を学んでいただくため、こちらでご用意させていただいた花材をお使いいただくことになります。
 お稽古が進んで、ある程度生けられるようになり、ご希望のお花がありましたら、ご相談ください。ただし、お花は時価となりますので、通常の稽古用のお花よりも費用が掛かった場合は、差額を頂くことになります。
(お花は季節のものですので、手に入らない場合もございます。また、少数では入手ができない場合がございますので、ご了承ください。)
​④ 家にあまり大きなスペースがありません。小振りのお花をいけたいのですが?
 いけばなには、形や花材によって基本となる大きさがありますので、その大きさを覚えていただく必要はありますが、せっかくお稽古で生けたお花を持ち帰っても、家で飾れないのではもったいないので、ご自宅でお花を飾るスペースの大きさをお教えいただければ、スペースに応じたお花をお稽古でいけることができるようにいたします。
 普段、小さめのお花しかいけられない方は、花展などで標準サイズや大きいお花をいける機会もありますので、その際に、普段と違うサイズのお花に挑戦してみることができます。
​⑤ 家に和室がありません。伝統的なお花は似合わないと思うのですが?
 古流松瀞会は、一志軒今井宗普からの「生花」の伝統を受け継ぐ流派ですが、近現代に海外から輸入されてきたお花に対応して、それらのお花も取り入れて発展してきました。
 お稽古では洋花や新しい花材も用いますので、洋室に似合うお花をいけられます。また、日本古来の花材を用いた場合でも、洋室の一角に、ふと「和」の空間があるのも、心休まる演出になることがあります。
 和室がなくても違和感のないお花をご提案いたします。
​4.茶道のお稽古について
​① 具体的にどのようなお稽古をするのですか?
 初心者の方は、最初のお稽古で、お客様としての茶室の入り方、お菓子やお茶のいただき方を学んでいただきます。次回以降は、これに加えて、お茶の点て方、道具の扱いなど基本的な所作を学んでいただき、4~5回目のお稽古から「お点前」(道具を運び出し、お茶を点て、道具をしまう、というおもてなしの一連の流れ)のお稽古を始めます。
 お点前の稽古が始まって以降は、以下のような内容のお稽古となります。
 
控室で白足袋(又は、白いソックス)に履き替えて、お稽古道具を用意する
稽古場の入り口で挨拶をして、床の間を拝見して客の席に座る
お菓子をいたたぎ、お点前のお稽古をしている方が点てたお茶をいただく
自分の順番が来たら、お点前の準備をする
お点前のお稽古
お点前の稽古が終わったら、使った道具を片付ける
稽古場の入り口で帰りの挨拶をする
控室で白足袋(又は、白いソックス)を脱いで、稽古道具をしまう
 以上のような内容で、所要時間は120分くらいです。
 お点前のお稽古が始まると、順次、季節に応じたお点前やおもてなしの状況に応じたお点前など、色々とバラエティに富んだお点前を勉強していくことになります。
 また、単にお点前の内容だけでなく、歴史、逸話、文学や道具など、茶道にまつわる知識についても、そのつど解説いたします。
 茶道裏千家の修道課程で設定されているお点前全般をご指導いたします。
(上級のお点前のお稽古をするには許状の申請が必要になります。)
​② お茶は堅苦しいイメージがあるのですが
 お茶は親しい方をおもてなしするための方法です。ですので、和やかに楽しいひと時を過ごすために発展してきました。かつては、礼儀作法や嗜みとしての側面が強調されていましたが、近年は、本来の「おもてなし」「楽しみ」の部分が見直されています。
 もちろん、「親しき中にも礼儀あり」の言葉通り、お茶のおもてなしには一定のルールがありますが、なによりも、もてなす側とお客様との「ともに楽しいひと時を過ごしましょう」という気持ちが第一です。お茶は決して堅苦しいものではなく、和やかな雰囲気を大切にするものです。
 お稽古も和やかな雰囲気を大切にしながら行っています。
​③ お稽古に通う際の服装や身だしなみについて教えてください
 服装は、洋服でも着物でもどちらでも結構です。洋服の方は白いソックス、着物の方は白足袋をご持参いただき、控室で履き替えてください。畳の上で座ったまま移動する動作がありますので、洋服の方は膝が隠れる服装がよろしいかと思います。
 また、茶室ではお香を焚いていますので、香りの強い化粧品や香水等はご遠慮ください。
 茶道具は美術品ですので、破損などを避けるため、指輪やネックレスなどの貴金属や腕時計は外して稽古場に入って頂くことになります。また、道具を汚す恐れがあるため、口紅やマニュキュアなども控えめにしてください。
​④ 家に和室がありません。せっかくお稽古をしても活かせないと思うのですが?
 お茶は和室だけで行うものではありません。茶道裏千家では明治時代の初期に考案された立礼式というテーブルと椅子で行うお点前があります。また、単にお菓子とお茶でおもてなしをするということでしたら、リビングやダイニングのテーブルでおもてなしをすることもできます。
 お茶は季節感を大切にします。お茶のお稽古をすることで、和室でも洋室でも、日常とはちょっと違った、季節感を取り入れた和やかなおもてなしを演出することができるようになります。
​⑤ 普段、正座をしていません。長時間、座っていられるか心配です。
 私も正座は苦手です。
 お稽古では正座をしなければならない場面が多いですが、お稽古される皆さんがいつでも座れるように稽古場に椅子を数脚置いてあります。現在お稽古にいらしている皆さんも、状況に応じて椅子に座っていらっしゃいます。
 正座は慣れの部分もあり、座り慣れてくるとある程度の時間は大丈夫になってきますが、個人差もあります。教授者自身があまり正座が得意ではないので、色々と工夫をしてきましたので、無理をせずにご相談ください。
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